吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

静観精悍ただ生還

先日まで大雪の中、ムーミソショップなどで悪態をついていたことが嘘のような東京なのです。すっかりと時差ぼけで日中眠くて仕方ない。合間にゼルダをちみちみやってしまってあっという間に日が暮れる。たまったメールの返事や雑務に追われよう。今から。無意味な元気さが足りない。いささか不音律な漠然とした調子。軽い疲労感。毎日毎日元気良く雪の中を平気で歩いた。ふくらはぎの向こう側が鈍く痛くてだるかった。日々の常。そこはかとなく薄ら寒い。部屋の中は肌寒い。寝室の電球が切れる。一日毎日なるべく何にも考えず意図せず不用意にならず不思議と頭の中は空っぽのままいきおいもあまらずただただ平熱の気分で平静として淡々と平然としている。この二日間。