吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

ワラッテ、舞城@佐々木敦

http://www.faderbyheadz.com/a-Site/a-news.cgi?date=2004.04.21

「愛は祈りだ。僕は祈る。僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。それぞれの願いを叶えてほしい。温かい場所で、あるいは涼しい場所で、とにかく心地よい場所で、それぞれの好きな人たちに囲まれて楽しく暮らしてほしい」なんて言葉で始められるからだ。こんなある意味(というか大概の意味で)唖然とさせられるような、歯の浮くような、マジで?と問い返したくなるような、あまりに直截で素直過ぎで愚直でさえある言葉を、だがしかし未熟さや幼稚さの臆面もない発露とも、あるいは小賢しい「戦略」の類いとも違った、ある困難な迂回の旅路の果てにようやっと辿り着ける、だが言われてみれば誰もが最初から分かっていた筈の「ほんとうのこと」として、ふたたび見い出すこと……

ここ数日、繋がったキーワードから再掲。実は先日のトークイベントは撮影されており、佐々木さんのところからDVDがリリースされるのです。で、またこれも変というか偶然というか必然というか何というのかわかりませんが、その時、撮影していたカメラがワラッテイイトモ、の監督K.K.氏のもので今、まさにうちにそのカメラが又貸しされていて私の音を作る風景を切り取り中なのです。で、ちょうどここでも書きましたが私が偶々、ほんとうに偶々、友人に猛烈に薦められて(その理由は今、私がヒップホップに若干、ハマってるのでラップぽいから読めよと)舞城王太郎を読みはじめててなんとなくそういう必然がグルグル回ってるので私もアメーバブログ(理由:切り込み隊長の影響)で昔書いた大量の小説をリライトして書こうかなあーと昨晩突然思い立ったりして、稚拙さをアピールしていこうかなと余計なことを思い悩むのでした。突然と偶然と必然がくるぐる回って歴然と憮然と唖然したいのです。