吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

私は実験音楽家ではありません

実験音楽って何?と聞かれたので、一応、ここにも書いておくと http://bit.ly/924Szc の記述がわりとまとまっていて、一般的なイメージはコレだと思う。前に書いたエントリーにもあるようにフィリップ・ロベールの「エクスペリメンタル・ミュージック―実験音楽ディスクガイド」に登場するような音楽を指すのだと思います。

ただ、こないだの生ループで議題にあがっていた実験音楽とは狭義の意味で違うらしいのですが、はっきりとした答えはなく、よくわからないかんじ。その辺はやっている人(はっきりとした回答はなかったけど)に具体例をあげてもらって、詳しく聞いてほしいです。私はわかりません。先日、佐々木敦さんがトークで一言で説明しきっていたのですがそれも一般的に知られている実験音楽のことでした。

私のヴォイスによるパフォーマンスを狭義の実験音楽の範疇にいれられるのは困るし、営業妨害ですらある。相手にどう見られるのか、どうでもいい人もいるけど、私は誤解されて金返せ!とか言われたくないし、観に行ったらつまらなくてがっかりしたという人を増やしたくないので、イメージの齟齬はその都度、修正していきたいと思ってます。じゃろってなんじゃろ。ライブ前に何をやるかだいたいブログとかで説明してるし、コントロールしまくっているので。通常は前衛とか即興演奏、インプロといわれることが多いです。もともとヴォイスパフォーマーの系譜に属していると思うし。実験音楽といわれたのは今回がはじめてです。実験は音楽以外でやりたい派。