吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

私は今、1日25時間で生活している。

睡眠はまちまちのムラのある眠りで起きて食事をしたり風邪を治す努力をしたりメールを書いたり仕事を探したりしているのだが、25時間の生活なので本眠りの時間が一時間ずつずれる大島弓子状態になっている。
で、なんのきなしに点けっぱなしのテレビから流れる無駄な情報を横目に見ながらキーボードを叩いているわけだ。
 こんな番組はじめてみるが、週間フジテレビ批評ってすごいなあ。
 番組初頭の「最近、匿名希望のご意見が増えていますが、折角、素晴らしいご意見なのにお名前がないのはいかがなものでしょうか。」みたいな事を言っていた。きっと電波系のきちがい手紙や脅迫じみたストーカーのような手紙が集中しているのだろう。この女キャスター、だいじょうぶか?と心配になってくる。
 紹介される手紙のテレビに対するご意見を次々と読み上げ、最後にフジテレビの偉い人がフォローするという形なのだけど、このご意見がすごくて「○月○日放送の○○という番組の中で捨てられた毛蟹について司会者が毛蟹の値段の事ばかりをしきりに気にしてもったいないを連発していました。それを見て私は値段の事ばかりをもったいながって、ものの大切さ食べ物を大切にする心がおろそかにされているように思えて悲しさよりもむなしさを覚えました」なんていう絶対正義を振りかざす感じ。いかにTVに文句をつけることだけを生き甲斐にしているような人の斜に構えている様子が目に浮かぶわけで、どこか薄ら寒い。きっと、書いた人はこれを読み上げられて得意になっているのだろうなあ。この番組の熱心なファンとか葉書を豆に出している人の心理とか考えるとどす黒い気持ちに。
  あと、きのうやってたアメリカだかの番組もすごかったなあ。
 親子どんぶりならぬアナ兄弟の奔放な性を謳歌した奥さんが産んだ子供が誰の子かわからなくなっちゃったのでDNA鑑定をして誰の子か調べるというよーな事をしていた。結果はただでさえ修羅場の夫婦に火に油を注ぎ、スタジオ内は大パニック。英語の吹き替えなんだけど音消しまくりでどれだけひどい罵詈雑言が飛び交っているのか想像できた。それで、約2分間くらい音が妖怪人間ベムのよに消音されていたので放送事故かと思ったわ。
 しっかし、病んだアメリカ((C)落合信彦)、番組の終了間際には出演者はあんなにモメてたのに今更なんだかにこやかで、もんた的なる司会者もアメリカンジョーク(私のアメリカンジョーク観は少し間違っている)を交えつつ軽いフックの効いたをジャッジを下して終わった・・・。
 ホント、外人って、わからない。