吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

NANA

http://comics-news.shueisha.co.jp/common/nana/
cutieもポップティーンオリーブ少女もみんなNANAに夢中!950万部て、すげーよマジで。確かに恵まれすぎている人ほどその恵まれた環境に気が付かず貪欲になり、恵まれていない人ほど周りに対して気を使うという設定はわからなくないけど。どっちに感情移入するかによって読んでる雑誌が透けてわかりそう。
Cutie派はナナに、ポップティーン派は奈々に感情移入するのだろうかね?

私などは読むとそこはかとないはずかしさでいっぱいになりますが、このぬるさ、この斬新さがちょうど等身大で一番、女の子に支持されるのかと思うとなんだか、オンナコドモってバカにされても仕方ないような気持に軽くめまいがしますが。実際、彼女らはヘビーなマンガ読みではなく、年間買う漫画なんて数冊という人ばかりだろうから、そのからくりに一生、気が付かないんだろうな。それっくらいうわっつらでゆるされる世界があるのですよ。たぶん。
しかし、私はどっちのナナにも共感できず、宙ぶらりんですわ。出てくるキャラで唯一好感が持てたのは幸子くらい・・・。
あとはサムイ。極寒だ。
セックスピストルズ最高!なんて言ってるナナ、周りにいたら引くだろうな。オマエ、何知ってるんだよ!?ってツッコミたくなるだろうな。矢沢あいに対しては幼少のみぎりより、サムイと感じていたので(りぼんの中で一番絵が下手、ヤンキーマンガというイメージが払拭できない私)一生、この気まずさはついてまわるのだろう。急に、ヴィヴィアン言い出したのもスッゲー謎なんだけど?ヴィヴィアンの使い間ですか?広報担当?これはおしゃれとは言えないと私は思うんだけど、世間一般ではスタイリッシュでお洒落ということになっているらしい・・・なぜなんだ。誰か教えて欲しい。