吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

昨日のレストランへ19時に集合だということなので、その時間を逆算して、18時30分頃にフロントへ行く。特に私は待ち合わせもしていないし、多分、他の人も直でクリストフと料理屋に行くと思っていると思われる。私の部屋の番号もわからないと思うので連絡ももらえないだろう…。とりあえず、一人ぼんやりと、みなさんを待つ。団体行動の際に遅れると迷惑なので、きちんとしたい。18時45分。誰も来ないので一人でレストランへ行こうと諦めかけたその時、秋山さんにばったり会う。
秋山さんに訊くとレストランへ行く時間が変更になったそう。20時になったそうだ。あやうく一人でレストランへ行く羽目になるところだった…。

8時。全員集合。
てくてく歩きながらレストランへ。いろいろなオーストリア料理に舌鼓を打つ。明日、一緒に演奏するビリーの家は酒蔵でオーストリアワインを明日たくさんもってくるわ。とビリー。スゴク楽しみだ。
宇波君とキャップとさっちゃんが甘いものが好きだと言うことで、最後に大量に甘いものを頼む。少しずつシェアして食べるがどれもこれもおいしい。クレープのようなものにあんまりあまくないチョコレートのタレがかかっているやつとかいろいろ。最後にまた、シナップスとエスプレッソ。このコンビネーションが最高だ。
ホテルに帰ってから、秋山さんの部屋で飲もうという話に。酒がないのでホテルでワインとシナップスを購入。キャップの部屋へ行く前に宇波くんのところでメールチェック。大急ぎで返事を送らなくてはならないシリアスなメール。時間がかかるので、宇波君には先に秋山さんの部屋へ行ってもらうことに。私の部屋から残りのラムとキャビアなどを持っていってもらう。
ダイアル回線なので繋がりが悪く、接続に失敗しまくる。1通メールを送っただけなのにえらく時間が。日記の更新もままならなく、また、人を待たせているのでえらく焦る。手に汗握る展開だ。そこへ宇波君が心配して部屋に。私が酒にやられて眠っているのではないか、という話になっているらしい。ううう。そうだったら良かったんだけど。とりあえず、なんとか繋がって、それからバー秋山へ。
すでに私の酔いは醒めているが、まわりの人は全員できあがっていて糾弾されるのであった。ネットにつなげて、さらにPCまで借りている宇波君に謝る。私は行く前に宇波君にPCを借りる事は約束していたのだけど、その態度があまりよろしくないという話。確かに言い訳じみていてカッコワルイと猛省し、そのことで宇波君に対して一気に申し訳ない気持が加速。明日からはネットカフェに行こうと思った。
その後、杉本さんに私の発言が大人じみていて普通でおもしろくないなどとうちの親にそっくりなことを言われまくる。常に私ととしまるさんが矢面に。アーティストなんだから、ふつうでどうするのだ、というのが彼の意見である。
しかし、私はそういうの態度は好きではない。アーティスト以前にリスナーでもあるわけだし、その前にただの人である。自分に対しての選民意識などはまるでないのだ。いつも劣等感にさいなまれ、自らの行為を恥じ、どうすれば良くなるのかを模索していきたい。それがふつうだと思われるのであれば、それはそれで仕方ない。また、そのような杉本シニカル発言に対して私はどうでもいい。ただ、あまりにからまれそのことで私のやり方まで否定してくるので多少、いらだったが酒の席なので気にすることではない。酒の失敗は誰にでもある。というか私がありすぎるという話。
その後、秋山さんと私と、としまるさん以外は部屋へ戻る。何故かキャップと恋話で盛り上がる。