吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

今日の吉田さん

 やばいくらいの二日酔いの中、企画会議を済ますが絶対に酒くさかったと思う。酔拳の要領でうまくいったといえるのでまあ、良かったかも知れない。昨日は酔っ払ってよせばいいのに有頂天を聴いていた。解散ライブの音源が入っているのだが私はこれに行っていたため、聴くと映像がフラッシュバックする仕様になっているらしい。そのCDには横川さんと平沢進が2人で作った曲を聴いていたらP-MODELも聴きたくなったので、カセットブック「スキューバ」を聴いた。遠藤ミチロウの声が入ってるやつだ。そして、切ないあのブックレットの平沢進のマンガなどを一気に読んだ。ついでなので有頂天のカセットブック「ビコーズ」もひっぱりだす。ひさうちみちおしりあがり寿のマンガの合い間にあるケラのマンガがこおばしい。微妙な気持ちになっているといよいよ酔いが加速したため、ムーンライダーズを聴きはじめる。そうなってくると自分の書いたユリイカムーンライダーズ特集の文章がまさしくこの酒プラス中学時代の甘酸っぱさと合いまくりーで、さながら14歳の自分と飲んでるような妙な錯覚になってきて大変だ。14歳くらいの自分は今より潔癖でどうしようもなく大人に期待して神様みたいに思っていたが現在、14歳の約倍の年齢になってみて気が付いたが、単に子供は大人の延長戦/線でしかない。大人になれば全く別の立派で賢く偉く間違いを起こさない人間になるに違いないと思ったけどそういうわけではない。経験が蓄積されていくので間違いが起きにくくはなるのだが。
 そして、そのうち、文化系女子の自分の原稿まで読んでしまう。アホか。どんなけ自分が好きなのか!というか、自分の原稿がイチバン自分がわかりやすいので読んでいてやたらと膝をたたきまくり「良いことゆうね、この人!誰?イッケネ!自分だった★テヘッ」というような小芝居はじめてしまうので我ながら薄気味悪い。つーか、自分でオモシロイ!と思えないようなもんで金をとったらアカン!楽して金もうけできる思ったら間違いや!そのためには納得がいくまでつきつめなくてはならないのだ。至極、まっとうだ。大体、自分に自信がないものを世に出すとロクなことがない。これはそのうち大事をするための仮そめの私…なんてスペア作って生きてると人生の無駄としか思えないのでなるべくそういうことはしたくないんだというような説教を14歳の自分にしながら呑む。とりあえず、好きなものたくさん見つけておけ、文化を摂取し続けろ、人とコミュニケーションするのはもっとあとでいい、どうせ周りに話の合うヤツはなかなかいないだろう、大人になればインターネットみたいな便利なものもできて同好の人と出会いやすくなる、今はとにかく自分の中で好きか嫌いかを選択できる価値基準を養え、それにはとにかく人の創りしものを見続けるんだ、大勢の人が良いと言うものが自分にとって価値があるものとは限らない、自分の目で見て判断しろ、そのためにはとにかく価値基準をですね…というようにループして最後にはおまえ、本当に生きていてくれて良かった、つらいこともあっただろう、察するよ、よく死なないでいてくれた、とか言い出した挙句、泣き出しそうで怖いのであった。そんな自分を14歳の自分がみたら死にたくなるに違いない。酒なんて呑まないこんな醜態さらすなんて!と逃げ出しそうだ。

 あと、今、自分の中で空前絶後の水ブームが来てるね。水、まじ、うめーよ。別に二日酔いだからとかじゃないよ。ほんと、ヴォルビックひさしぶりに買ってのんだら日本の水とぜんぜん違ってごくごく飲めちゃうの。そういやあ外国行ったときやたらと水飲むよなーと思ってたんだけど、ヨーロッパって硬水だからそういうことかと合点がいった。なんか、水が固いんだよね。固くてうめーーーーー。もう、1リットルくらいごくごくいけちゃうね。身体にいいらしいからごくごく飲むよ。ビールのようにごくごくいくよ。オススメだよ、水。