トークに参加します。大橋可也&ダンサーズ「ハードコアダンスファクトリー」第二回目
http://www.uplink.co.jp/factory/log/004020.php
http://dancehardcore.com/archives/000609.shtml
ハードコアダンスファクトリー(略称はHDFです)ようやく2回目を開催します。2006年から「明晰」三部作など大橋可也&ダンサーズの主な作品の音楽を担当してきた舩橋陽と、2011年9月にアゴラ劇場にておこなわれる大橋可也&ダンサーズ新作公演での初の本格的なコラボレーションを控えた大谷能生、2人の音楽家による音楽からのアプローチが大橋可也&ダンサーズの作品世界とどう反発し融合し合うか、理論(トーク)と実践(パフォーマンス)を反復しながら体験する機会となります。トークでは、安藤礼二(文芸批評・多摩美術大学准教授)、吉田アミ(前衛家・文筆家・音楽家)をゲストに招き、熱く冷たくダンスを生産する作業工程について語ります。さらに、オープニングパフォーマンスとして、大橋可也&ダンサーズのメンバーである古舘奈津子が国枝昌人と継続的におこなっている作品制作の進化の過程を披露します。どうぞふるってこのファクトリーの工程にご参加ください。
ゲスト:安藤礼二、吉田アミ
出演 :大谷能生×舩橋陽
大橋可也&ダンサーズ
国枝昌人×古舘奈津子
日時:2011年7月10日(日)18:15開場/18:30開演
参加費:¥2,000(+1ドリンク/メール予約できます)
※10代の参加者は¥1,000(+1ドリンク)
※UPLINK会員は¥1,800(+1ドリンク)
※二回目以降の参加者には工員手当(-500円/リピーター割引)あり。事前にご予約ください。
企画・制作:アップリンク、大橋可也&ダンサーズ
主催:大橋可也&ダンサーズ
安藤礼二
1967年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。考古学と民俗学をベースに、研究対象は日本語の表現そのものへと向かう。2002年「神々の闘争―折口信夫論」で群像新人文学賞優秀作を受賞、気鋭の批評家として活動をはじめる。折口の全体像と近代日本思想史を問い直した『神々の闘争 折口信夫論』(講談社)、「死者の書」の起源をキリスト教と仏教の融合に探る編著書『初稿・死者の書』(国書刊行会)、『近代論 危機の時代のアルシーヴ』(NTT出版)、『光の曼荼羅 日本文学論』(講談社)、その他の論考として南方熊楠とアンドレ・ブルトン、西田幾多郎と鈴木大拙をめぐって、などそのフィールドは広く多様。2009年、第3回大江健三郎賞、第20回伊藤整文学賞受賞。
吉田アミ
音楽・文筆・前衛家。1990年頃より音楽活動を開始。2003年にセルフプロデュースによるソロアルバム「虎鶫」をリリース。同年、アルスエレクトロニカデジタル・ミュージック部門「サマースプリング」(太田出版)、小説「雪ちゃんの言うことは絶対。」(講談社)がある。また、ロクニシコージ「こぐまレンサ」(講談社)やタナカカツキ「逆光の頃」のマンガの復刻にも携わっている。現在、webDICE(UPLINK)にて、「マンガ漂流者(ドリフター)」を連載するほか、マンガや音楽イベントの企画・運営も積極的に行っている。2010年からは吉祥寺カフェズミにて、トーク&リスニングイベント「おとのおと」と「ひとのおと」を開催。サックス奏者で貸本マンガ&古本屋店主の中村賢治と荻窪ベルベットサンにて企画しているマンガについて熱く語り合うイベント「マン語り」も定期的に続けている。2011年8月の「吾妻橋ダンスクロッシング」では大谷能生×吉田アミ+ucnvとして出演予定。