吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

8月11日(水)~17日(火)連続7日間のカルチャートークイベント「千言万語」

千言万語

http://sengenbango.jp/

 

8月11日(水)~17日(火)連続7日間のカルチャートークイベント「千言万語」の臨機応変ゲリラスタッフとしてお手伝いしております。まずはお知らせまで!

 

「千言万語」は文芸、美術、音楽、演劇、映画、漫画、アニメ、ゲームなど、ハイカルチャーからサブカルチャーまで幅広くカルチャーを扱い、時にはジャンルを横断して語り合うトークイベントシリーズ!今回開催する初のイベントでは、2021年8月11日(水)から17日(火)までの7日間、「大正浪漫と調合」をコンセプトとした書斎カフェ「秋葉原和堂」のアンティーク調のカフェスペースにて、ゲーム、音楽、怪談、アート、マジック、写真、街歩きなどをテーマに連日トークショーを行います。イベントは会場でご観覧いただける他、複数台のカメラを用いた臨場感のあるライブ配信でもご視聴いただけます! コロナ、オリンピック後の日本を占うイベントになること間違いなし! だいたい一発目で7日間とか気が狂っていますね。火の七日間、お楽しみください! 会場はコロナ対策のため、14席しかないからご予約はお早めに!

 

ちなみにわたしは8月12日(木)17:00~19:30(開場16:40)岸野雄一(聞き手 : 吉田アミ)「盆踊りと民主主義」の回と8月13日(金)17:00~19:10(開場16:40)の牛抱せん夏「牛抱せん夏の怪談ライブ――この世の裏側」回で司会進行と照明をやる予定です〜。

 

【開催概要】

秋葉原和堂

秋葉原和堂

〒101-0021 東京都千代田区外神田6-14-2 サカイ末広ビル地下1階

東京メトロ銀座線末広町駅から徒歩0分、JR秋葉原駅から徒歩7分

https://www.nagomi-cafe.com/

 

8月11日(水)17:00~19:30(開場16:40)

中川大地 × Jini
「ゲームは世界をどう変えてきたか――オールタイムベストでたどる『文明の遊戯史観』」

8月12日(木)17:00~19:30(開場16:40)

岸野雄一(聞き手 : 吉田アミ)「盆踊りと民主主義」

岸野雄一(聞き手 : 吉田アミ)「盆踊りと民主主義」


8月13日(金)17:00~19:10(開場16:40)

牛抱せん夏「牛抱せん夏の怪談ライブ――この世の裏側」

牛抱せん夏「牛抱せん夏の怪談ライブ――この世の裏側」

 

8月14日(土)14:00~16:30(開場13:40)

岸井大輔 × 米光一成 × 大岩雄典「物語に参加させるとはどういうことか――リアル脱出ゲーム、インスタレーション、参加型演劇、儀式」

岸井大輔 × 米光一成 × 大岩雄典
「物語に参加させるとはどういうことか――
リアル脱出ゲーム、インスタレーション、参加型演劇、儀式」

8月15日(日)17:00~19:30(開場16:40)

山田真美 × 大島幹雄「インドの古代魔法「マンゴーの木」を求めて――魔法とマジックから見たインド」

山田真美 × 大島幹雄
「インドの古代魔法「マンゴーの木」を求めて――魔法とマジックから見たインド」


8月16日(月)17:00~19:30(開場16:40)

大山顕 × 久保友香「本当の顔とは何か」

大山顕 × 久保友香「本当の顔とは何か」

8月17日(火)19:00~21:30(無観客配信)

吉見俊哉(聞き手 : 栗生はるか)「東京を裏返す!――都心北部の街歩きから見える東京の姿」

吉見俊哉(聞き手 : 栗生はるか)
「東京を裏返す!――都心北部の街歩きから見える東京の姿」


【プロフィール】

中川大地(なかがわ・だいち)

1974年東京都生まれ。評論家、編集者。批評誌『PLANETS』副編集長。アニメ・ゲーム関連のカルチャー領域を中心に、各種評論・ルポ・雑誌記事等を執筆。著書に『東京スカイツリー論』(光文社)、『現代ゲーム全史 文明の遊戯史観から』(早川書房)、共著に『ゲームする人類 新しいゲーム学の射程』(明治大学出版会、中沢新一遠藤雅伸との共著)など。

 

Jini(じに)

ゲームジャーナリスト、批評家、編集者。自身で運営するゲームブログ「ゲーマー日日新聞」はフォロワー数約2万5000人、累計PV数3000万超。TBSラジオ「アフター6ジャンクション」にレギュラー出演。著書に『好きなものを「推す」だけ。』(KADOKAWA)。

 

岸野雄一(きしの・ゆういち)

楽家、オーガナイザー、著述家など、多岐に渡る活動を包括する名称としてスタディスト(勉強家)を名乗る。東京藝術大学大学院映像専攻にて「映画におけるサウンド・デザイン」の教鞭を執る。音楽レーベル運営として“Out One Disc”を主宰し、OORUTAICHIやGangpol&Mitなど個性豊かなアーティストをプロデュース。オーガナイザーとしてはSparks、Max Tundraなどの海外アーティストを招聘。アーティストとしては、音楽劇『正しい数の数え方』が文化庁第19回メディア芸術祭エンターテインメント部門で大賞を受賞した。近年では、都内コンビニにDJブースを持ち込んだ『レコードコンビニ』や、盆踊りをアップデートするプロジェクトが話題を呼ぶなど、常に革新的な『場』を創造している。

 

吉田アミ(よしだ・あみ)

音楽・文筆・前衛家。1990年頃より音楽活動を開始。2003年にソロアルバム「虎鶫」をリリース。同年、Utah KawasakiとのユニットastrotwinとSachiko.MとのユニットcosmosのCD「astrotwin+cosmos」がアルスエレクトロニカデジタル・ミュージック部門のグランプリにあたるゴールデンニカを受賞。90年代から00年代にかけて世界的なムーヴメントとなった、いわゆる「音響」的音楽のオリジネイターの一人。CDアルバムを文筆家としても活躍し、小説やレビューや論考を発表。著書に「サマースプリング」(太田出版)、小説「雪ちゃんの言うことは絶対。」(講談社)がある。音楽家で批評家の大谷能生との「吉田アミ、か、大谷能生」では、朗読/音楽/文学の越境実験を展開。近年、舞台芸術の分野において独自の創作活動をこころみはじめている。

 

牛抱せん夏(うしだき・せんか)

1979年生まれ。女優、怪談師。「稲川淳二の怪談グランプリ2010」優勝。現代怪談から古典怪談まで幅広い演目を持つ。東京谷中の全生庵にて自身がプロデュースする怪談ライブを定期的に開催。映画、テレビ、ラジオ、DVDへの出演多数。著書に『実話怪談 呪紋』『実話怪談 幽廓』(竹書房文庫)『呪女怪談』『呪女怪談 滅魂』(竹書房怪談文庫)等。

 

岸井大輔(きしい・だいすけ)

1970年生まれ。劇作家。他ジャンルで遂行された形式化が演劇でも可能かを問う作品群を発表している。美学校講師、多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師。代表作「東京の条件」「始末をかく」「好きにやることの喜劇(コメディー)」など。

 

米光一成(よねみつ・かずなり)

ゲーム作家、ライター。デジタルハリウッド大学教授。代表作に「ぷよぷよ」「はぁって言うゲーム」「バロック」「記憶交換ノ儀式」「変顔マッチ」「はっきよいゲーム」「想像と言葉」「レディファースト」「大炎笑」など。著書に『仕事が100倍楽しくなるプロジェクト攻略本』(ベストセラーズ)『自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法』(日本経済新聞出版)など。西武池袋コミュニティカレッジ「表現道場」講師など。

 

大岩雄典(おおいわ・ゆうすけ)

美術家。1993年生、東京藝術大学大学院映像研究科博士課程。インスタレーションとフィクションを制作・研究。トークや論考・批評、企画の執筆仕事も受ける。最近の美術展示に、「バカンス」(TOKAS本郷)「別れ話」(北千住BUoY)「スローアクター」(駒込倉庫)「margin reception」(渋谷スクランブルスクエア +ART GALLERY)「無闇|Blind」(TALION GALLERY)。第16回芸術評論募集佳作入選。『美術手帖』『ユリイカ』『早稲田文学』などに寄稿。https://euskeoiwa.com

 

山田真美(やまだ・まみ)

1960年生まれ。作家、博士(人文科学)、インド工科大学ハイデラバード校客員准教授、財団法人日印協会理事。著書に『インド大魔法団』(清流出版)『マンゴーの木』(幻冬舎)『死との対話』(スパイス)『運が99%戦略は1% インド人の超発想法』(講談社+α新書)等。全インドマジック大会のゲスト審査員を務めたこともあるマジック通。日本を代表するカウラ事件研究者でもある。

 

大島幹雄(おおしま・みきお)

1953年生まれ。ノンフィクション作家、サーカス学会会長、石巻学プロジェクト代表。著書に『海を渡ったサーカス芸人 コスモポリタン田豊の生涯』(平凡社)『虚業成れり 「呼び屋」神彰の生涯』(岩波書店)『満洲浪漫 長谷川濬が見た夢』(藤原書店)『〈サーカス学〉誕生 曲芸・クラウン・動物芸の文化誌』(せりか書房)『日本の道化師 ピエロとクラウンの文化史』(平凡社)等。

 

大山顕(おおやま・けん)

1972年生まれ。工業地域を遊び場として育つ。千葉大学工学部卒業後、Panasonicに入社。シンクタンク部門に10年間勤めたあと独立。主な著書に『新写真論』(ゲンロン叢書)、『工場萌え』(石井哲との共著、東京書籍)『団地の見究』(東京書籍)、『ショッピングモールから考える』(東浩紀との共著、幻冬舎)、『立体交差』(本の雑誌社)など。

 

久保友香(くぼ・ゆか)

1978年、東京都生まれ。2000年、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科卒業。2006年、東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了。博士(環境学)。専門はメディア環境学東京大学先端科学技術研究センター特任助教東京工科大学メディア学部講師、東京大学大学院情報理工学系研究科特任研究員など経て、独立。著書に『「盛り」の誕生―女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識―』(太田出版、2019年)。

 

吉見俊哉(よしみ・しゅんや)

1957年生まれ。東京大学大学院情報学環教授。東京大学出版会理事長。東大新聞研究所助教授、同社会情報研究所助教授、教授を経て現職。2006~08年度に東大大学院情報学環長・学際情報学府長、2009~12年度に東大新聞社理事長、2010~14年度に東大副学長、同教育企画室長、同グローバルリーダー育成プログラム推進室長、2010~13年度に東大大学史史料室長等を歴任。2017~18年にハーバード大学エドウィン・O・ライシャワー客員教授として同大学で教える。社会学・文化研究・メディア研究専攻。集まりの場でのドラマ形成を考えるところから近現代日本の大衆文化と日常生活、文化政治を研究。主著に『都市のドラマトゥルギー』(河出文庫)『博覧会の政治学』(講談社学術文庫)『万博と戦後日本』(講談社学術文庫)『大学とは何か』(岩波新書)『「文系学部廃止」の衝撃』(集英社新書)『五輪と戦後』(河出書房新社)『東京裏返し』(集英社新書)等多数。

 

栗生はるか(くりゅう・はるか)

一般社団法人せんとうとまち代表理事、文京建築会ユース代表。早稲田大学で建築を学び、ヴェネツィアへ留学。株式会社NHKアートを経て、大学で建築教育に携わる。法政大学江戸東京センター客員研究員として、都市空間とコミュニティについて研究。地域の魅力を様々な角度から発信すると共に、銭湯と周辺地域の再生活動を展開している。東京文化資源会議や東京ビエンナーレ2020に本郷エリアのディレクターとして参画。空家を活用した地域サロン等も運営中。