吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

海外のガチャ

beverlyhills201の9/14記やWeekly Teinou 蜂 Womanの9/28記の最近のガチャのことが書かれてます。私など、はっきりいって耳が痛い話(やりまくりー!なので)で、改めてバカだよなーあははとか力無く笑ったりしつつ、グッとくるガチャが出たらやっぱりやるという体たらくであります。でもよく考えてみると子供の頃からそういう博打的なガチャにハマッたことがない、石橋を叩いて渡るハズレを楽しめない性分なのでした。ガチャをするときも商品の写真をじっくり見て気に入ったモノがあることを確認し、その気に入ったものの数が多い場合(いいものが当たる確立が高い)だけ時だけガチャにチャレンジしてたしね。その他のガチャ利用として当時、私が使っていた理由は男子と一緒に遊んでいた時などつきあいであんまり興味のないガチャをやり、それを男子に上げ買収。人気取りなどに利用していました。あとはコスモスという500円で出てくる商品も決まっている高級ガチャみたいので空気銃とか変な手品セットとかを買っていた気がする。子供向けの食玩は昔っからあったけど箱の中身のナンバーをしっかり確認し、欲しい商品だけ購入してたなあ。たまにグリコを親戚におばさんとかに買ってもらったが当時のグリコの玩具が非常にちゃちかったため、正直ノーサンキューという感じであった。買ってもらっといてアレな話だが。
まあ、そもそもこの食玩やガチャというのは、オモチャ屋に売ってたら誰も見向きをしなかっただろうフィギアをオマケやガチャというゲーム性を加味することによって本来なかった欲求を無理矢理作り出す装置ってことになってますが、私は多分、おもちゃ屋に売ってても買うね。実際、買うしな。バカだと笑ってくれ。

そういうわけで、私は博打ガチャの面白さがわからない。私はちまちましたミニチュアが大好きでそれが売っているのが食玩やガチャである、という事が判明した。結局、ガチャ本来の魅力を感じ取れないかわいそうな大人と言えるであろう。

さて、そんな石橋派の私であるから、このオーストリアのアルスエレクトロニカセンターの前にあったコレに私は見向きもしなかった。写真を見ればおわかりであろう。あきらかに要らない珍品である。

しかし、同行者がこれに興味を示した。彼は普段、ガチャなどやらず一心不乱にガチャる私を尻目にバカにする方である。「何歳?大人でしょ?」とか憎まれ口を叩く方なのですから。
見てのとおり、見事に撃沈し、金をドブに捨てたようなわけですが、強がってなのかどうか知りませんがその要らないマスコットをじゃらじゃらと鞄にくっつけていた。私はソレを見てそれみたことかざまあみろ、と心で思ったのでした。