吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

人は何故、日記を書きたがるのか

http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20031115#1068860876
昨日書いた、誤字脱字ありまくりの何だか知ったかぶりの偽善者っぽい私の文(読み返してみていろいろと気に入らないらしい)ですが、これを受けて、何人かの人が「どうしてだろう?」ということを考えてくれたので、あとでまとめて紹介したいと思います。書いてくださった方はリファで辿りますので良かったらリンク貼ってもらえると参照できてウレシイです。今まで考えていなかったけれど、この機会に考えたり、以前こう思っていたけど少し続けてみて考え方が変わったというのとかを書いてくださるといいなあー読みたいなあーと思ってます。こんなん考えるのも無駄!意味ないし、と思うならそんな率直な感想も訊きたいかも。

アンケートとかすりゃあいんでしょうが、表面上のデータはとれても「この機会に考える」というのが抜けそうなのでやめました。あと、うちがそんなにアクセス数があるわけでもないし、アンケートなんておこがましい気が…。

私は才能のある書き手の文だけがオモシロイとは思いません。何かいろいろあると思うんですよね。それでつまらないのがドンドン淘汰されていけばいいというのもちょっと違和感がある。ウェブは誰でも発信できるという利点があるのだから、つまらないから私には書くもものがないから、傍観者でいいというのも違う。もちろん、それを選んでいるのなら別にいいんだけど、最初は拙くても段々と、面白くなっていくのならそれは応援したいし、可能性があるのならとにかくはじめてもらわないと、続けているだけでエライみたいな人(私か?)が増長するのでイヤだ。有名な(という情報操作を巧く行える)サイトばかりが残ってしまうのもつまらない。

考えながら書いている人の文章は段々、読みやすく、巧くなって、考え方もまとまっていくものです。成長していくその過程こそ感動ですよ。無自覚ではじめたことが段々と自覚的になっていく、試行錯誤の過程を知りたい。少女漫画で言うセカンドバースディーってやつですか。
やっているうちに自覚的になって方向性が固まってくるということはよくある。興味があるのなら、やらないよりやったほうがいい。毎日、ニュースを紹介してコメントを書いたり、自分の考えを書いていくことを続けるのは意味がないことだとは思わない。考えたり、感じたことや興味のあることを残しておくということは客観性を失わないためにも必要だ。日記を書く利点はその考えに至る過程が残せるところ。数ヶ月前の自分が現在の自分と違うかも知れない。どこで間違ったのかあと、自覚できる。うまくまとまらないが、何がどうなるかわからないので続けることが苦痛だったり生活に支障がきたさないにのであればマイペースに続けていって何かをそれぞれが考えたり感じたり、紹介したりしているサイトが増えればいいなあと思う。興味があるから。

                • -

→続き
http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20031117#1069078326