吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

2007年の抱負

 などを地味目に書こうかと思うが頭にあるのは「平熱」という言葉だ。女30は本厄らしいので無理しないでいきたい。前年は前厄だったらしいが、思い起こすと体調、精神面での不調以外は悪くはない一年であった。思えば大吉パワーで補ったのであろう。所詮、生き死にに関わらないことなど些末なことでしかない。永らくは快調に過ごしたいことが、まず、第一だ。それには、無理しない、危険な場所には足を踏み入れないなど予防を心がけるようにしたい。「君子危うきに近寄らず」だ。今までの自分はどちらかといえば「虎穴に入らずんば虎子を得ず」を体言していたように思う。それが効くのは30までだと心したい。

 理想としてはmatakimika@d.hatenaさんくらいの平熱感を醸し出したい。

 いろいろとわかったことも多かったがわからなくてよかったことも多かった。相変わらずわからないのは自分自身のことだ。何が苦手で何が得意なのか理解しなさすぎるのが問題だ。何よりも直感を大切にする傾向にあるので、そこが良くない。そこが良くないって、インプロだから仕方ないのだが。あとになっていろいろと無理が祟りがち。けっこう自分は何にもできない不器用な人間であるということを心したほうが良いといえる。好きなことばかりをやっていると気が付かなくので気をつけたいものだ。ご利用は計画的に。

 さて、このサイトは自己の日記サイト→ニュースサイト→説教(!)→日記・告知サイトへと日々、変化していったわけだけど今年はなんとなく告知しているけど、自分の活動の内容が若干、変更していくかもしれない・しなければしないでかまわないんだけど…という状況において、変化の兆しがある中でここも変わっていくような予感がするがするだけなのであまり深く考えていない。ケ・セラセラ。

 去年は人にラブレターばかり書いていた年だったような気がするソクーロフ武満徹に会ったことのない人、今までに出会った人たちに…。なぜ、私は彼や彼女が好ましいと思うのか、それまで理由など考えたことがなかったのだが、言語化していかなくてはならない状況に自ら進んでいった。そこから発見した言葉や考え方はここ、10年ぼんやりと思っていたことが明確になった感じで、ひじょうに頭の中はクリアになった。

 その一方で、自分自身もよく褒められたりなんだかんだして、私はこういう人なんだーへーなどと他人事のように客観視することがたびたびあった。そして、そのあまりなんも考えていない自分を好ましいと思ってもらえることが、ある、ということが非常に心強かった。個人に向けられた叱咤激励ほど学ぶところが多いものはない。自分だけのために向けられたメッセージの力強さはと数多の馬の耳の念仏とは質が違う。キチンと向き合ってかけられた言葉に奇跡は宿る。しかし、よく私は褒めろとか公言するあさましい人間だが本気で褒められることがこれほど照れくさいものとは…。つーか、私でいいんですかなんて言うとそれを信じている人に対して失礼この上ないので期待にこたえられるよう、精進していく所存です。ほんとうに自分では気が付かないものだ、自分の「良さ」やなんて。「悪さ」なら想像つくというのに。

 自分が想像できる 一番、酷いことを しなくてはならない

 
 と、いう言葉は自分が19歳より前くらいの時に書いた文章の一文ですが、この言葉を大事にしてくれた方のために苦労を惜しまない1年にしつつ自己に関しては「オモシロイ方向を重視」するつもりです。私の中の20年戦争も今年で決着が着けばいいかなぁ〜。要は逃げてきた暗黒の部分にスポットをあてるという胃が痛くて死にそうになる作業を完了させ(ほんとうはしたくないが、免罪符はもうもらったのさ)2008年はすがすがしく迎えたいです。一点突破でカラフルな生き方がしたいのです。

 すべての人に幸あれ。2007年が幸福でありますように。