吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

タイム涼介の紹介&レビューしました

マンガ批評:「アベックパンチ」 古くて新しいスポ根 クサいセリフにKO(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20071226mog00m200009000c.html

 タイトルは編集部ですがまんまですね。マンガ批評となっているので今回肩書きをマンガ批評家にしてみましたが爽やかに却下されました。文筆家となってます。もう、これでいいや。←妄想でした。私が書いた表記のママです!す、すみません。
 前衛家というのは意味が不明なので気に入っている肩書きでよく使いますがふざけていると思われなかなか使われません!当たり前ですね!お手数おかけしております。
 
 マンガソムリエとして一言。『アベックパンチ』は伏線張りまくりでこの後どうなるのか期待値が高すぎるため、1巻だけ読むと消耗します。というか、早く2巻読みたい!と思うこと請け合い。ただ、この手の絵柄やセンスは人を選ぶとこあるので万人にはオススメできないのですが、羽生生純とか、島本和彦とか好きならオススメしやすいですな。もちろん、絵柄、内容でピン!ときたなら手に取らないわけもないですが。笑えるだけじゃないギャグを求めるあなたならぴったりよ。
 
 同時刊行された『明日の弱音』よりも新しい『アベックパンチ』の方が作者の作品の中では完成度高いですが、暴走しまくって収集つかなくなった上で青春マンガに着地した『明日の弱音』のパワーも見逃せません!右に貼ったマンガのコマは弱音からです。こちらは、『エクス・ポ』のお悩み相談室でもオススメした作品でもあります。まさにあのお悩みにはこの「落ちるより受けなかったってコトにしておきたいんだろ」というセリフが効きますね!読んだ方にはおわかりでしょうが。
   
 てなわけで、人生に迷ったら読んでみてはどうでしょうか。そして、答えなんてどうにも曖昧で決断は自分でしなければ何も変わらないなんてゆーちょう正論を楽しんでみては?