大島弓子/バナナブレッドのプディング評@妖精現実
http://www.faireal.net/articles/1/01/
大島弓子の『バナナブレッドのプディング』は、自分の性をおそれる純粋病の少女をめぐる物語です。少女が理想とする恋人は「同性愛者の男性」。たしかにそれなら「安全」です。そして少女は「バナナブレッドのプディングが食べたい」といいます。「バナナ」を切り刻んで、砂糖などをくわえてプディングにしてしまう。非常に象徴的です。
バナナにそんな意味が隠されていたとは気が付きませんでした。