吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

寺田克也さん参加しているグループ展に行ってきました!

 先週の金曜日はhttp://www.asabi.ac.jp/archives/001175.phpに行って来ました。寺田さんとはカリフォルニアドールズのジャケットをお願いして以来の縁。↓これね。
 
 ゲーム『探偵・神宮寺三郎シリーズ』イラストを描かれていて、初恋が神宮寺三郎だったという事情もあり、寺田さんの絵にたまらんのです。もう本能レベルでキモチイイ好き!なんで理由はないです。はーエガった。本人から訊いたのですが来月の『ブルータス』に何やら載るらしいです。告知出てるのかな?

 ちなみに青山では『サマースプリング』の装画を描かれたタナカカツキさんの岡本太郎とのコラボレーション企画展『タナカカツキの太郎ビーム展』がやってますよ。

 http://www.taro-okamoto.or.jp/info/info_plan.html
 一緒に行くといいよ!と思って書こうと思ったら10日で終わってました。紹介するのが遅れた!すみません!
 カツキさんの展示は〜7月29日(日)開館時間:10:00〜18:00(火曜日休館)(但し5月1日(火)は開館) まで!私は5月にライブペイントのあった日に行って来ましたが楽しかった。すごいのが写真撮影オッケー!の姿勢。なのでブログとか個人の日記でバンバン会場の様子がアップされております。岡本太郎を再発見!ともいえるこの企画。新しいコラボレーションのかたちとしても斬新なものになっていました。まだ、行かれていない方は是非!そんで、『オッス!トン子ちゃん』を読むべきです。文化系女子をこじらせている人にオススメ!そうじゃない人にもオススメだけど!おもしろいよー。

追記>そうそう、カツキさんと岡本太郎のコラボレーションのことを考えてて思い出すエントリー(名文!)なんですが

http://d.hatena.ne.jp/frok/20070326/1174854116
表現てのはコミュニケーションなんだわ。有機的に無数の人々を繋ぐ可能性に満ちていると僕は考えてる。引用(パロディとかコラージュとかマッドとかも)の本質は、表現と表現とを繋ぎ合わせるジョイントのような力でしょ。表面的な偏見が、作品・表現を孤立させてしまいかねない。大事に大事にショーケースへ閉じ込めておきたい気持ちも分かるのだけど、それじゃあ生きた表現にはなりえない。表現てのは、人の心を伝って伝って変化して変化して生きていく有機体なんじゃないかしら。

私はこれを非常に有益で良い関係にあると思います。過去を振り返るノスタルジーだけでは進歩はありません。もちろん進歩イコール良いことではないけれど、再発見して新しい価値を見出すのは豊かなことです。死んだ国の味より、生きた国の味(by.バナナブレッドのプディング/大島弓子)ダスよ!そのためには対象への「理解」が必須条件になってくると思います。そんなに簡単に関係が結べると思ったら大間違いだ!だからこそ、楽しいナリよ〜コロ助

【参考リンク】
TANAKA KATSUKI Web
http://www.t3.rim.or.jp/~terra/
http://californiadolls.info/