吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

雨宮まみさんの日記「NO!NO!NO!」

家に帰って寝るまで、ネットで人の日記を読む。偉い先生方の本を読むと自分がいかにくだらない情けない人間なのかを思い知らされるだけだが、ネットで自分よりも少しバカな人の日記を読むと気が楽になる。
近藤ようこのマンガのセリフの意訳)
http://www.fastwave.gr.jp/diarysrv/addict/
最近、見つけてちょっとずつ読ませていただいております。
ネットの日記に対して私はそんなり高いハードルをもうけるつもりもなく、さっくりとさっぱりとあっさりとした文章でもわりと許せてしまいます。
掲示板に毒されているからでしょう。
私自身もわりとヌルイ文を垂れ流しているので(それでもまあ、自分なりにコレはダメだあれはイイとかの基準はあるが)こういう良質な書き手の方の文を読むと背筋を伸ばさずにはをれません。

なんなんでしょうか。ネット全体に漂っている主義や主張、自分の考えをはっきり言わずにもごもごニヤニヤ。はっきり言えるのは匿名な時だけ。自分から好きとも嫌いとも言い出せないのか。ぬるま湯みたいなところでだけいきいきしちゃってさ、そんなに人に嫌われるのがイヤなのか?自分の身近にそんなやつがいたら私は矢のようにツッコミそいつのカッコワルイところをえぐりまくる性の根の腐った人間です。泣かすよ、マジで。
キチンとつき合いたいと思ってたり好きな人にはなおさら、拳と拳のぶつかり合いみたいなことをやる。干渉するのは興味があるからだ。知りたくなるじゃないか興味のある人のことは。
そんなわけで、私と仲がいいやつはたいてい、私のみっともないところを見ても簡単にさよならしない生命力のあるやつばかりだ。ケンカもする。かなりひどいことも沢山言って人を傷つけた。私もひどいことを言われて傷ついた。けれど、そういうことがあった人の方がずっと仲良くなれる。それは確かなことだと思う。本当のことを言わないでにやにやしたおべっかばっかりのところでのほほんと過ごすのが怖い。何も考えないのが怖い。
そんな風に誰にも嫌われない状態の方がよっぽどヤバイんじゃないか。ただの幻想なんじゃないか。夢なんじゃないかと思う。アル意味それもそれで病んだ事なのかも知れないのだが。

と、いうわけで「あと、」とかっていう書き出し方は控えようと思います。頭悪いから。

追記:ネットだと金貰えないからプロ意識が育たないのかも知れませんねぇ。