吉田アミの日日ノ日キ

吉田アミが書きました。

週刊ビジスタニュースに「映画『ストロベリーショートケイクス』に見る女ゴコロ」寄稿しました

http://www.sbcr.jp/bisista/mail/

 ソクーロフの「太陽」に続いてまた、映画のコラムを書きました。バックナンバーはまだ掲載されていません。少し、今回のイベントのことも触れました。
 それで今日、自転車に乗っていて気がついてしまったんですが…「里子ごめんよ里子!また里子をないがしろにしてしまってた!!!」です。つい、ザ・女という人物のキャラが立ちまくってるので目が行っちゃって里子を駄々草に扱ってる自分がいて、それなんだろうと思ったら実は自分が里子に似ているという事実に気がついた。メンタリティは里子のそれか。里子はあとでもいいよ、と彼女達を優先してしまうのであった。パンフレットにも文章寄せているんですが、そっちでも編集の方に「里子の詰めが甘い」とチェックされ、読み直したら確かに甘かったんだよな。気をつけよう。年を取るといろんなことがクリアになってくるなあ。
 里子が主人公の理由がちょっとわかった。なんか後からいろいろと符合してきた。女子とは何かを考える、とてもいい映画だとあらためて思いました。池脇千鶴のあるセリフが印象に残ってるんだけど、絶対、あれだよあれ。なんだこの煮え切らない文章は。ネタバレしたくないので書きませんというのがよく現われているのであった。
 9月末公開。R-15指定なので子供は見れませんがボーダー16くらいの女子にはぜひ、観てもらいたい。これから長き女子道をサバイバルしていく上でヒントになるんじゃないかな。優しいよ。